公簿25坪で30坪の物件:ヘッドライン
■2008年10月 8日(水) 第26号:カテゴリー(
豆知識)
一坪の流通相場が100万円の東京の地方都市で実測30坪の土地が2700万円で売りに出された。単純計算坪単価は90万円と市場より1割安いのだ。はたしてこの物件はお宝か否か。
土地の価格は接道や近隣施設などにより異なり、これだけでは判断できないのだが不動産情報に注目して欲しい「公簿」は何坪になっているのかを。
公簿と実測(実際の土地の大きさ)の違いは測量技術の進歩などにより明らかになることが多く、同じ値段で大きな土地が入手できる点を見れば「お宝」といえるだろう。しかし、都市計画により「建坪率」や「容積率」は定められており、建物を建てる際は申請をする「設計図」は公簿から導かれるのだ。つまり、実際の土地は広くても建てられる物件の面積や容積は公簿により、この例では25坪に見合ったものとなるのだ。
物件の価値は平面としての土地の大きさだけでは決まらないということでもある。
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