狭小地は隣家への販売もあり：ヘッドライン

　現代の基準では考えにくい物件が市場に出ることがある。これは建築や不動産に関する法律の改訂によるもので、「耐震基準」などは耳にした人も多いことだろう。例えば時代劇やテレビドラマなどにみる、襖をひとまとめにできる「大広間」は現代では建築が認められない。
　狭小地もこれに含まれる。豊かになりより広い土地、間取りを嗜好する傾向と、宅地化が進んだことで周辺の相場状況からは考えにくい狭い土地だったり、また法規制が緩い時代の「違法建築」もある。
　実際には個別事案により異なるのだが、こんな方法も対策として覚えておくといいだろう。それは「隣家への販売」だ。
　その区画だけではどうにもならなくても、隣家とあわせることで「使える土地」となることもあるのだ。