掘り出し物件をみつけて庭付き一戸建てに住みたい<件外物件についての交渉(1)> 埼玉県春日部市、国道16号線沿い 株式会社だるま不動産TEL.048-662-9440
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掘り出し物件をみつけて庭付き一戸建てに住みたい<件外物件についての交渉(1)>

登場人物
購入者  遠藤哲也さん
件外建物の所有者 佐藤タミコ
競売物件所有者 佐藤一郎氏
以前からの当社お客様 桑田氏

件外物件についての交渉(1)

 二日後、佐藤氏より電話がありました。佐藤氏は電話で用件を言って欲しい様子でしたが、時間は合わせるのでお会いしてからお話ししたい旨お伝えした所、なんとかその週の日曜日にお会いすることになりました。

 交渉事を電話で行うとお互い顔が見えないため誤解を生じやすいので、直接会うのが鉄則です。

 後日佐藤氏とお会いしたところ、佐藤氏から当方に対して以下の要望がありました。

以前にいろいろ相談したところ、件外物件付の不動産はなかなか落札されないという話を聞いたらしく、引っ越す余裕もないのでこのまま住み続けるというのが第一希望のため、入札を見送って欲しい。

 ・・・佐藤氏の考え方はわからなくもないのですが。
 確かに一面では正しく本来件外物件付の物件は入札されにくいが、最近の入札は個人が入れるケースが増えており、その影響で、競売で入札し、転売することを専門にしている不動産業者が件外物件付や占有者が存在している物件に入札せざるをえなくなっているのが現状なのです。

 そのため仮に当方で入札しなくても誰かが入札してくる可能性があること、まして親子関係で件外物件となっている場合には、競売専門の不動産業者にとっては普通の物件とたいして変わらないと判断するので入札が無いとは思えない点をご説明したところ、やはりいろいろな不動産業者が来ているとのことで、佐藤氏も不安には思っているようでした。

 私も依頼主も佐藤氏が今後の生活面に支障がでないようにできるだけの協力はしたいと思っているので、佐藤氏も当方を信じて前向きに協力して欲しい事を伝えたところ、「少し考えてみて、お返事します。」とのことでしたので、来週あらためてお会いすることにしてこの日の話し合いは終わりました。

>>件外物件についての交渉(2)につづく

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2024年4月23日(火)